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都築 卓馬

こちらの記事でGitHub や SVNで管理している成果物のレビューを簡単に始めるための機能をご紹介しました。 今回は、この機能のさらに便利な使い方をご紹介します。

GitHub や SVNのリポジトリのファイルごとのコミットの一覧から、2つのコミットを選択することで、それらのコミットのURLがリンクとして登録されたドキュメントを追加します。さらに、2つのコミットのうち新しいコミット時点のファイルをローカルにダウンロードして、アウトライン解析も行います。これにより、変更前後のドキュメントを見比べることで変化点を中心にレビューを行う、ということがやりやすくなります。

AddDocumentFromRepositoryTwoCommits

また、その他の便利な機能として、既存のドキュメントに対してもリポジトリのファイルごとのコミットの一覧からコミットを選択して、リンクを追加できます。

AddLinkFromRepositoryFileOrCommit

都築 卓馬

GitHub や SVN で管理している成果物のレビューをLightning Reviewから簡単に始めたいと思ったことはないでしょうか。
今回は、そんな思いに応える新機能のご紹介です。

レビュー前にレビュー対象とするGitHub や SVNのリポジトリを登録しておきます。

RepositorySetting

リポジトリを登録しておくことで、リポジトリ内のフォルダやファイルをLightning Review上で一覧できます。そして、レビュー対象のファイルまたはコミットを選択すると、ドキュメントとして追加できます。
追加したドキュメントのリンクには、選択したコミット時点のファイルのURLが設定されており、そのURLのファイルをローカルにダウンロードしてアウトライン解析を自動で行うため、すぐにレビューを始められます。

AddDocumentFromRepositoryFileOrCommit

都築 卓馬

これまでは、チームメンバでレビュー状況を共有する場合、各メンバがレビューエクスプローラにチームのレビューファイル格納フォルダを登録する必要があり、手間がかかりました。
今回は、そんな困りごとを解決する機能のご紹介です。

今までレビューエクスプローラで表示していたフォルダを、チームでレビューファイルを共有するためのワークスペースフォルダとして扱うようになります。複数のワークスペースフォルダをまとめた情報をエクスポート・インポートすることでチームメンバで簡単にレビューを共有できます。
ワークスペースフォルダに格納されているレビューファイルのレビュー状況はスタートページで手軽に確認できるため、レビュー状況の共有が簡単に行えます。
加えて、ワークスペースフォルダへテンプレートを保存することで、テンプレートの共有も簡単にできます。
また、タスクバーを右クリックして表示するコンテキストメニューからワークスペースフォルダを開けるため、すぐにレビューファイルにアクセスできます。

Workspace

箕浦 彩香

プロセスに則ったレビューをするために、既存のレビューファイルをコピーして使いまわしたり、毎回レビュー設定などに必要な情報を入力したりしてからレビューを開始していませんか。
この作業は大変煩わしく、プロセスの漏れが発生しやすくなると思います。
今回は、そんな困り事を解消し、安定してプロセスに則ったレビューが可能になるテンプレート機能の紹介です。

プロセスに必要な情報を入力したレビューファイルを工程別にテンプレートとして保存できます。
また、保存したテンプレートを選択して、プロジェクトの工程別に必要な情報が入力済みのレビューファイルを新規作成できます。
テンプレートの保存先を構成管理システム上のフォルダや、ネットワークフォルダにすることで、チーム内で簡単にテンプレートを共有でき、レビュー品質の安定化に寄与します。

Template

加美川 真由子

これまでは、GitHub や SVN で管理している成果物をレビューする場合、メンバごとにリポジトリにクローンするフォルダのパスが異なるため、ローカルフォルダにある成果物をレビューファイルに登録して運用することは難しかったと思います。
今回は、そんな困りごとを解決する機能の紹介です。

ドキュメントに関連づくリンクをレビューファイルからの相対パスで保存できるようになります。
これにより、リポジトリをクローンしたフォルダ内のファイルをドキュメントのリンクに登録した場合に、リポジトリをクローンしているフォルダのパスが異なるメンバも相対パスを用いてドキュメントのリンクにジャンプできるため、レビューを円滑に進めることができます。

下の図では、リポジトリをCドライブにクローンしているユーザーAがドキュメントのリンクを登録して保存したレビューファイルを、リポジトリをLドライブにクローンしているユーザーBがLドライブから開いてドキュメントのリンクにジャンプできることを擬似的に示しています。

Document Link